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小保方氏は論文を不正と認定した調査委に対し、再調査を求めているが、体調不良で入院中のため、三木弁護士は「速やかに提出したいが、本人との打ち合わせが難しい。『時間的な配慮をお願いしたい』と理研側に伝えた」と語った。提出期限は示されていないという。
Posted 1 week ago

そして、これも同じく7巻でサエコによる薫子への恋愛講座のシーン。

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薫子が、リクドーの下で働くちょっといい感じの若者から送られてきた4文字だけのメールの返しをどうするのか、気付いたらサエコに相談しています。サエコは薫子のプライドの高さを見透かした上で、まるで詰将棋のような的確な回答を出します。自分を好いてくれる人間を侍らしていて何が問題があるのか、好いてくれるなら自分のために動いてくれるのではないか、そういった人が自らの糧になり現状で最良の場所(相手)に辿り着けるのではないか、などなど。

これらを聞き、薫子は、

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「恋愛ではこいつには敵わない」と死んだ目をしながら確信します。

Posted 1 week ago
また、オープンアクセスジャーナルは、その所在地をあえて曖昧にしていることが多い。今回の実験で原稿を投稿したジャーナルについて、オフィスやエディター、そして掲載料振込先の銀行の実際の所在地を、メールのヘッダなどからたどった結果、ジャーナルの実質的な所在地として圧倒的に多かったのはインドであった。他に、ナイジェリアも多かった。ナイジェリアは全てのジャーナルがアクセプトであった。ジャーナルのタイトルはEuropean Journal of —- や、American Journal of —- などとなっていても、実際の発行元は途上国であることが多かった。
Posted 1 week ago

僕「え、PubMedって全部の論文が載ってるんじゃないんですか?」

教授「違う。収載されるためには、その雑誌がそれなりの論文数を既に掲載しているという条件があるんだ。PubMedで検索しても出てこない論文は基本的には誰にも読まれない。読まれないということは引用されない。引用されないということは、自分の雑誌のインパクトファクターは上がらない、ということになる。だから新興ジャーナルは必死になってPubMed収載の条件をクリアしようとする」

僕「ということはPubMedに出てない論文も数多く世の中には存在していて、しかもそれは総説論文が多いということですか」

教授「まあそうなる。それでだ、運良くPubMedに収載されるようになった新興のオープンアクセスジャーナルは、ほどほどのインパクトファクターを保ちながら存在するようになるんだ。だがな、さっきも言ったように、そういう雑誌は論文の中身には興味がない。だから、投稿された論文に対する査読も甘くなる。ここら辺の問題の詳細は、さっきの記事を読めばいい」

Posted 1 week ago

教授「話を戻すぞ。それでだ、総説論文を書いてもらうときは、ジャーナル側としては出来るだけ有名な研究者に書いてもらいたいんだ。そうすれば、引用される確率は高くなるからね」

僕「有名な研究者って、どうやって判断するんですか?有名かどうかを判断するのは結構手間ですよね」

教授「その通り。だからオープンアクセスジャーナルはインパクトファクターの高い雑誌に掲載された論文からcorresponding authorの電子メールアドレスを収集して、ひたすら執筆依頼のメールを送るんだ。それこそスパムメールのようにね」

Posted 1 week ago

教授「全くもってその通りだ。だから新興ジャーナルは総説論文をたくさん掲載するんだ。アホな研究者ってのは、論文を書くときに原著論文を引用するのではなく総説論文を引用する傾向にあるんだ」

僕「なぜですか?」

教授「一つずつ丁寧に原著論文を調べる手間が惜しいのか、そういったことをする能力がないんだろうよ」

僕「はあ」

教授「しかも総説論文だと、論文を執筆する研究者は実験をしなくても論文が書ける。しかも若手研究者の場合は、総説論文を書いたという経歴があるとちょっと嬉しくなるものなんだ」

僕「その気持ち、ちょっとわかります。僕も早く総説論文とか書いてみたいです」

教授「書けばいいじゃないか。オープンアクセスジャーナルなんて論文の中身は関係ないから、君みたいな学生が書いた総説論文でも掲載料さえ払えば載っけてくれるぞ」

僕「いや何かそう言われるとあんまり総説論文を出しても嬉しくないような・・・」

Posted 1 week ago

教授「自分のラボメンバーに対して情を持ってはいけない」

僕「え?」

教授「だが、表面的には情け深いボスだと思われるように振る舞いなさい」

僕「えっと、酷いボスになれと言ってるんですか?」

教授「どうしてそういう結論になるんだ?きちんとサイエンスをやって、ラボメンバーのキャリアに必要な論文を出したり、経験を積ませたりすれば充分じゃないか」

僕「いやまあそうなんですけど」

教授「そこに情の入り込む余地はないぞ。きちんと自分の仕事をしているラボメンバーには、それに応じた報酬を与え、そうではない奴らにはそれ相応でいい。中途半端にラボメンバーに情を持ってしまうと、あまり働きの良くない人間にまで、分不相応な何かを与えてしまうことになる。それは逆に言えば、きちんと働いている人間への報酬などが低くなるということだ」

Posted 1 week ago

教授「論文に不自然な画像があったのは知っている。だが、公の場で『あの論文は捏造だ』というのは控えた方がいいぞ」

僕「え、どういう意味ですか?」

教授「いいか、他人の論文を捏造だというのは、あいつは詐欺師だというのと同じだ。詐欺ってのは犯罪だから、極端なことを言えば、その論文の著者達に向かってお前らは犯罪者だと言うのと同じだ。しかもだ、peer-reviewシステムのある雑誌に掲載された論文の場合は、その出版社やpeer-reviewを引き受けた研究者たちに対しても、お前らの目は節穴だと言ってるようなものになる」

僕「はぁ・・・」

教授「もちろん、捏造論文は捏造した研究者や研究グループが悪い。だから、非難されてしかるべきだ。だが、捏造っぽいかなという段階なのに、あの論文は捏造だと声高に叫ぶのは止めた方がいい」

僕「相手に失礼になりますからね」

教授「は?相手のことなんてどうでもいい。俺は君のことを心配して言ってるんだ。いいか、公の場で相手のことを犯罪者だと非難するということは、ある意味で戦いを仕掛けているのと同じだ。当然、戦いをしかけられた方は反撃してくる可能性が高い」

僕「でも、捏造論文の場合、捏造だったら相手は反撃できないんじゃないですか?」

教授「はっきりと捏造だと判明していればな。だが、捏造かもという段階で、あれは捏造だと言ってしまい、後にそれが捏造でなかったらどうする?それこそ大変だぞ。無駄に敵を作ったり恨みを買ったりする必要はない」

Posted 1 week ago

ピーター・デューズバーグ(1936~)は元々がん遺伝子の研究で目覚ましい業績を上げた人物――『最初の本物のがん遺伝子(src)を同定して染色体上に位置づけたのは、デューズバーグである』(P42)――であったが、1980年代に突如自説を捨てて『遺伝子の変異ががんを生じさせるという見方を完全に否定』(P45)し、さらに当時進みつつあったHIV研究にも異を唱え始めた。HIVは83年にパスツール研究所のリュック・モンタニエら(2008年ノーベル賞受賞)によって発見され、ほぼ同時期にアメリカでもロバート・ギャロが分離に成功する。大きな話題となっていたHIV研究について、デューズバーグはことあるごとにかみついた。ギャロとデューズバーグとの論争はやがて中傷合戦へエスカレートする。『両者のやりとりは個人的な攻撃で、科学的議論と言えるようなものではない』(P60)

デューズバーグは助成金を打ち切られて学会の主流からはずれていくが、それはあくまで彼のがん研究が主流からはずれたことで助成対象でなくなったことに原因であるのだが、デューズバーグはHIVに異を唱えたせいだと陰謀論を唱えるようになる。さらにギャロとの論争の中で最初はHIVが原因かどうか疑問を呈すだけだったのが、エスカレートしていくうちに原因説を否定して、HIVではなく貧困や麻薬やHIV治療薬などの複合的要因こそがエイズの原因だという説を唱えるようになる。しかも科学的根拠なしに。

Posted 1 week ago
『信頼しうる人物が誰であるかを判断するために必要となる知識の量をわれわれは軽く見積もってはなりません。』(ジョン・スチュアート・ミル「大学教育とはなにか」P29)
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インターネットやマスメディアで報告された医学的発見を、正しく利用し解釈するための指針」として七項目が挙げられている。(P275-277)
・単独研究に頼る議論を避ける
・情報源を注意深く調べる
・より専門的に見えるものが信用できるとは限らない
・あまりにできすぎた話は、おそらく作り話だ
・医師に相談する
・冷笑するのではなく、疑い深くなる
・否認主義者ではなく、異論を唱える人になる

読んでいただければわかる通り、僕が書いたこの記事にもこれらの項目の多くが当てはまるように見える。書評として内容はほぼこの本の記述に頼っている(「単独研究に頼る議論を避ける」)し、南アフリカの例やデューズバーグの話などはかなり要約しているだけに、お話としてあまりにできすぎているように読めるだろう(「あまりにできすぎた話は、おそらく作り話だ」)。「より専門的に見えるものが信用できるとは限らない」のだから、この記事が正しいのかどうか、「情報源を注意深く調べる」必要がある。ゆえに、ぜひ、本書を読んだり、エイズに関する情報を調べてみたりしてほしい。その上で専門家を信頼することだ。当事者であれば「医師に相談する」べきである。

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Posted 1 week ago

僕「ノート?」

教授「そうだ。一冊には、その日に自分に辛くあたった人間の名前とその内容を書いて、そいつにどう復讐するかを考えて書くんだ。まあ言ってみれば復讐ノートだな」

僕「え、そんなことしたら負の感情が増幅するだけのような気がしますが」

教授「そのためにもう一冊あるんだ。もう一冊は、その日にあった良かったことや嬉しかったことを書くんだ。そして、もしその嬉しかったことが誰かの行為によってなされたものならば、その人への感謝なり恩返しの方法を書く。書くだけで、実際に恩返しをする必要はない。ただし、どんなに小さなことでもいいから、こっちのノートに書く項目の数は復讐ノートに書く項目の倍以上にするんだ」

僕「それで自分が変わりますか?」

教授「知らん」

僕「え、そんな無責任な」

教授「ま、不安で眠れないくらいなら、そういうことをしてもいいんじゃないか。自分が明るい雰囲気を職場で出すようになれば、それが演技としても、周りもきっと変わるさ。男なんてのは所詮はバカで単純だからな。君だって、女性からニッコリと笑って挨拶してくれたりしただけで、この娘は自分に気があるかも、なんて思ってその日一日がハッピーになったりするんじゃないのか」

僕「・・・いや、まあ」

Posted 1 week ago

教授「難しいな。他人を変えるっていうのは不可能だと思っておいた方がいい」

僕「では相談者はどうすればいいんですか?」

教授「自分を変えることだな。その結果として周りが変わることもある」

僕「自分を変えるとは?どう変えるんですか?」

教授「職場にいるときは常に笑顔を忘れないことだ。あとは元気に明るく挨拶だな。それで充分だ」

僕「え、それだけですか?」

教授「ふん、『それだけ』と言うが、君には出来ないと思うぞ。周りから嫌味を言われたり気分が落ち込んでいても笑顔を忘れないというのは想像以上に難しいことだ。それに自分を疎ましく思ったりしてる奴に明るく挨拶なんてのは君のような小心者には無理だろう」

僕「・・・すみません」